おはようございます。
8月9日木曜日です。
心配していた台風は、関東に上陸せず右折し、北上していますね。
東京は雨もない静かな朝ですが、東北の方はいかがでしょうか。
高潮、高波等には引き続きご注意くださいね。
前日のNewYorkは?
さて、前日のニューヨーク株式市場を見ていきましょう。
NYダウ | 25,583.75 | ▼0.18% | -45.16 |
NASDAQ | 7,888.33 | ▲0.06% | 4.66 |
S&P500 | 2,857.70 | ▼0.03% | -0.75 |
シカゴダウ先物 | 25,524.00 | ▼0.05% | -12.00 |
シカゴS&P500先物 | 2,854.75 | ▼0.02% | -0.50 |
VIX恐怖指数 | 10.85 | ▼0.73% | -0.08 |
為替/ドル円 | 110.93 | ▼0.08% | -0.09 |
本日のニューヨーク株式市場では、ダウが4営業日ぶりに反落しました。
とはいえ、これまでの上昇を受けて一服した形で、大きく下落したわけではありません。
中国がアメリカに対して報復関税を課す方針を示したと伝わり、場中一時25,557.48ポイントまで下落しました。
しかし、貿易摩擦の影響が少なく、また好業績であったハイテク株が買われ、全体として下げ渋った形です。
ハイテク株が多いナスダックは、なんと7日も続伸し、相場を引っ張っています。
特にAmazon.comは上場来高値を更新し、その強さを見せつけていました。
本日の重要スケジュール
今日は「日米閣僚級の貿易協議初会合」が開かれます。
日米間の関税はどうなるのか、特に自動車関係について言及されることがあるのか、注目ですね。
また、本日は「7月都心オフィス空室率」、「7月工作機械受注」も発表されます。
✔歴史的な低水準が続く空室率に動きがあるのか、
✔各企業の設備投資需要が鈍化傾向にないか、
一つの指標となる重要な発表ですね。
なお、本日はリクルートHDの決算発表があります。
活況を見せていた人材業界、その成長性が続くのか、注目されます。
本日の気になるニュース
7日のことになりますが、
我々には他に負けない強力なブランドとコンテンツがある。ネットフリックスやアマゾンに負けずに成長していく
日経新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33982110Z00C18A8000000/?n_cid=TPRN0026
と米メディア大手ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)が決算説明会で話したとニュースになっていました。
ネットフリックスやアマゾンは、映画をはじめとしたオンラインコンテンツを低額な月額制で提供し、業界内の存在感を急拡大してきました。
確かにアマゾンプライムの映画ラインナップには驚いたぞ!
ディズニーもこれを無視できず、動画配信サービスに乗り出したわけです。
確かに、すでに豊富なコンテンツを有し、他の媒体に安売りもしていないディズニーのラインナップは一定の顧客層をつかむことでしょう。
これと似た話が、「NYタイムズ」でも起きています。
本日のニュースによれば、
米新聞大手ニューヨーク・タイムズが8日発表した2018年4~6月期決算は、純利益が前年同期比51%増の2360万ドル(約26億円)となった。
日経新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33981910Z00C18A8000000/
とされていました。
ネットニュースの広がりにより、事業衰退が噂され続けていましたが、オンライン版の有料会員が増加し、増益に結び付いたようです。
ここから分かるのは、
コンテンツ内容に信頼性があり、ブランド力があるメディアは、他のプラットフォームでも戦える力がある。
ということです。
紙媒体か、オンラインかはユーザーの利便性に影響します。
ですが最終的に求められているものが情報の正確性、信用性である以上、情報発信媒体としてのブランド力は大きな武器となるようです。
これらのニュースから、既存の大企業も切り口を変えるだけで新たなフィールドで戦っていけることが分かりました。
銘柄検索でも、この点に注意してみてみようと思います。
それでは、本日も皆様にとって良い1日となりますように!