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【10月5日朝】ダウ大幅反落。レンジ上限の金利と、VIX恐怖指数再び。

投稿日:2018-10-05 更新日:

おはようございます。

10月5日の朝になりました。

昨日の日経平均は調整が続きました。

前日のダウ高値はあったものの、米長期金利が約3.17%まで上昇したことを受け、ダウ先物が下落。

それに引きずられるように下げてしまいましたね。

本日は3連休前の金曜日。

どのような相場になっていくのでしょうか。

 

前日のNewYork株式市場

まずは昨夜のNY株式市場をチェックしてみましょう。

NYダウ 26,627.48 ▼0.75% -200.91
NASDAQ 7,879.51 ▼1.81% -145.57
S&P500 2,901.61 ▼0.82% -23.9
シカゴダウ先物 26,679.00 ▲0.10% +27.00
シカゴS&P500先物 2,910.00 ▲0.08% +2.25
VIX恐怖指数 14.22 ▲22.48% +2.61
為替/ドル円 113.92 ▲0.03% +0.03

ダウは反落しました。

特にハイテク比率の高いNASDAQは1.81%と大幅に下落しています。

この原因が昨日もお伝えした

✔10年物米国債利回りの上昇

です。

4日未明に10年物米国債利回りは最高で3.23%を記録。

また、3日にパウエル議長が

政策金利が景気を冷やしも過熱もさせない中立水準に達するまで「道のりは長い」

と発言。

市場予想よりタカ派思考であることがサプライズとなったようです。

これを受け昨夜のVIX恐怖指数

✔14.22ポイント

なんと22.48%も上昇しています。

ひつじおーかみ
今年2月は恐怖指数に振り回されたな・・・
あれも金利上昇が引き金だったね・・・
ゆきっくまん

金利が急激に上昇すれば、一気に株から国債に資金が流出し、株安になる可能性もあります。

昨夜のダウは下げ渋っており、いまだパニック売りには発展していません。

ですが大きな下げに巻き込まれないよう、ポジション調整が必要かもしれませんね。

 

本日の重要スケジュール

さて、本日は重要な予定が目白押しです!

まずはノーベル平和賞

世界的な注目が集まりますね。

それ以外にも国内では

8月家計調査
8月毎月勤労統計
8月景気動向指数

が発表されます。

そしてなにより大切なのが、今夜発表される

アメリカ9月雇用統計

です。

 

先程も金利の上昇をお伝えしましたが、実は4日の10年国債利回りは3.18%と横ばい。

この雇用統計の結果待ちという側面があるようです。

そのため今夜の統計をしっかりチェックすることが大切ですね。

 

本日の気になるニュース

本日はサイバー攻撃のニュースです。

アップルやアマゾン・ドット・コムなど約30の米企業が、中国製の特殊な半導体が組み込まれたサーバーを経由して情報流出の脅威にさらされていた可能性が出てきた。

※日経新聞2018年10月5日

特定のサーバーを経由することで、情報が流出していた可能性があるということです。

このような仕組みにかかわらず、様々な角度からサイバー攻撃は増加しています。

特に個人情報の大部分がデータベース化され、通信網でやりとりされる現代では、サイバー攻撃は企業のみならず、個人にとっても重要事項です。

日本はこの分野で大きく後れを取っています。

ですが、政府機関をはじめとしてその重要性が認知され、ニュースでも度々目にするようになりました。

サイバーセキュリティはこの先必要性がなくなることはありませんから、関連銘柄などをしっかり監視していきたいと思っています。

 

ニュースは以上です。

本日は天気があまり芳しくありませんね。

ですが、明日からは3連休!

それを楽しみに、本日が良い1日になりますように!

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