おはようございます。
8月21日火曜日です。
本日の東京は雨が降りそうで降らない、思わせぶりな朝です。
本日はどんな日になるのでしょうか。
前日のNewYorkは?
ではまず、昨夜のアメリカ市場から見ていきましょう。
NYダウ | 25,758.69 | ▲0.35% | 89.37 |
NASDAQ | 7,821.01 | ▲0.06% | 4.68 |
S&P500 | 2,857.05 | ▲0.24% | 6.92 |
シカゴダウ先物 | 25,751.00 | ▲0.30% | 77 |
シカゴS&P500先物 | 2,857.25 | ▲0.18% | 5 |
VIX恐怖指数 | 12.49 | ▼1.19% | -0.15 |
為替/ドル円 | 110.01 | ▼0.05% | -0.06 |
昨夜のダウは、3日続伸の25,758.69ドルでした。
先週はトルコショックや中国との貿易摩擦が嫌気され、乱高下の一週間でしたが、中国との貿易摩擦懸念が和らぐとの期待が投資家心理を温めたようですね。
22日、23日にはワシントンでアメリカと中国との事務レベルでの貿易協議が開かれます。
ここで摩擦解消への道筋が作れるかが注目されますね。
中国摩擦で一番影響を受けたのが、中国からの収益が多い、ボーイングです。
貿易摩擦懸念を受けて強く売られていましたが、貿易協議の報道を受けて買いなおされ、株価上昇に一役買っていました。
とはいえ、独自業績の良い企業や、潤沢な資金を背景にしたM&Aというアメリカ独自の理由が目立っています。
このダウの動きが、どれだけ日本株に影響するかは未知数ですね。
昨日も取引額が2兆円を割り込んだ日本株相場、本日目立った動きはあるのでしょうか。
本日の重要スケジュール
本日は日本チェーンストア業界が、「平成30年度7月度日本・チェーンストア販売額」を発表します。
マックスバリュや東急ストア、コープみらい、ダイエー、ヨークベニマル、平和堂、ライフコーポレーションなど、スーパー各社の販売額が示されています。
スーパーの売上は、家計状況や消費者心理を示します。
酷暑の前哨戦でもあった7月、消費者心理はどのようなものだったのかが、注目されますね。
本日の気になるニュース
本日は下のようなニュースが日経新聞に掲載されていました。
トヨタ自動車と日産自動車、ホンダの国内自動車大手3社が中国で一斉に増産投資に動く。
日経新聞電子版 2018/8/21 6:49
自動車大手メーカーが中国での増産投資に動くとのニュースが飛び込んできました。
中国といえば、最近は習近平国家主席の独裁が進み、貿易摩擦懸念も大きい国です。
独裁が進めば当然政策変更も強権的に行われるリスクがあり、不安定な経営が危惧されます。
しかし、それでも中国の成長性と消費者人口は無視できないものがあるのでしょう。
これらの点を考えると、どの職種も中国を無視することはできません。
顔をそむけるのではなく、リスクをどのように管理しながらビジネスを進めていくかという能力が問われてくるのかもしれませんね。